- 営業マンは第一印象が大事とよく聞くけどなぜなの?
- 第一印象ではなくプレゼン内容や資料の方が大事では?
- お客様に好印象を持たれるための対策が知りたい!
そんな若手営業マンのあなたへ第一印象が大事な理由と対策を解説します。
突然ですが、あなたは第一印象に自信はありますでしょうか。
第一印象はその人のイメージを作るため、大事なポイント。
それが営業マンであれば良い第一印象は必須事項です。
人は感情で動きます。
どれだけ良い商品で良い説明だとしても、なんか嫌いな人からは快く買いたいと思えないのではないでしょうか。
確かに愛想の悪い店員さんに接客されたお店に、もう一回いくかわからないよね。
お客様と良い関係を築くためにも初対面時の印象は大事です。
そこで今回は営業マンの第一印象が大事な理由と対策を解説します。
記事前半では第一印象によってどう印象が変わってしまうのかを。
後半では具体的に営業マンはどう対策したら良いのかを紹介します。
結論、相手目線に立った見た目を手に入れることで、好印象は作れます。
第一印象の対策をし、2回目も会いたいと思われる営業マンになりましょう!
なぜ第一印象が大事なのか。結論、今後の関係に大きく影響するから
なぜ営業マンは第一印象が大事なのでしょうか。
それは、今後の関係に大きく影響するからです。
第一印象は相手の頭に残りやすいです。
ここで良い印象であれば、コミュニケーションがしやすく、信頼を得やすくなります。
逆に悪い印象であれば、避けられてしまい、挽回したくてもチャンスがないまま別のところへ行ってしまう可能性が高くなります。
そもそも第一印象はどう生まれるのでしょうか。
この第一印象の影響についてまとめた実験がありますのでまずはこちらから紹介します。
そもそも第一印象はどう生まれる?初頭効果について解説
そもそも第一印象はどう生まれるのでしょうか。
第一印象の影響についてまとめた心理実験を紹介します。
あなたは「初頭効果」というのを聞いたことはありますでしょうか。
初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の情報にも影響を及ぼす現象を指します。
簡単にいえば、最初に感じた印象がどうしても頭に残ってしまう状態です。
初頭効果はポーランド出身の心理学者であるソロモン・アッシュ氏が、1946年に行った印象形成の実験によって発見・提唱したものになります。
行った実験は、人物の性格を表す形容詞をいくつか記載した文章を2つ用意し、それを読んで、それぞれのグループにどのような印象を持ったかをチェックするというものです。
- A:明るい、素直、頼もしい、用心深い、短気、嫉妬深い
- B:嫉妬深い、短気、用心深い、頼もしい、素直、明るい
2つの文章の内容はまったく同じですが、記載されている形容詞の並び順が異なります。
Aはポジティブな印象を持つ形容詞を先に。
Bはネガティブな印象を持つ形容詞を先に記載し、案内をしています。
実験の結果、被験者は「Aは比較的ポジティブな印象、Bは比較的ネガティブな印象」と回答する人が多かったそうです。
同じ内容であっても先に説明されたことで印象が変わってしまうことを「初頭効果」と呼びます。
なぜ悪印象を持たれるとまずいのか。結論、2回目がなくなる
先ほどの実験から、人は最初に受けた印象で覚えてしまうことがわかりました。
ではなぜ営業マンが初対面で悪い印象を持たれるとまずいのでしょうか。
結論、2回目お会いすることがなくなってしまうことです。
営業マンが知っておきたいこととして、「人は感情で動く生き物」ということです。
あなたも最近、何か購入やサービスを受けたと思います。
お腹が空いたが、時間が惜しかったのですき家に行ったり、
費用を抑えたくて、格安simの携帯サービスを契約したと思います。
何か理由があって選択肢の中からその商品、サービスを選んだと思います。
その際にサービスを提供してくれた相手やお店が不快な印象だとあなたはどう感じるでしょうか。
きっとどれだけ良い説明でも
不快な人からは買いたくない。
初回が不快なお店に、2回目はいきたくない。
と感じるはずです。
営業マンはサービス提供者。お客様へ紹介、提案をする側になります。
職種にもよりますが、営業マンは不快と思われやすい職種です。
あなたのサービス以外選択肢がないのであれば別ですが、他にサービスがあるのであれば、他社サービスに移動されてしまうことでしょう。
その後の商談で合う合わないは出てくるかもしれませんが、第一印象の時点ではお客様から嫌われ、不快と感じさせないことが大事になります。
第一印象を良くするために取り組みたいこと3選
ここからはお客様に第一印象で好感を持ってもらうためにも、取り組みたいことを3つ紹介します。
第一印象を良くするために取り組みたいことは次の3つです。
- 相手目線で物事を考える
- 外見を整え、清潔感を身にまとう
- 振る舞いや話し方を整える
順に解説します。
相手目線で物事を考える
第一印象を良くするために取り組みたいこと1つ目は相手目線で物事を考えることです。
お客様に好印象を持ってもらいたい場合、最初は相手が望むであろう人物像を演じるのがオススメです。
お客様にもいろんなタイプの方がいます。
- 商品に興味があって問い合わせしてくれた人
- いろんなサービスを見て、比較検討をしたい人
- 前を通りかかってフラっと見に来た人
- 付き添いで来たため、あまり興味を持っていない人
前者であれば商品の説明をぐいぐいしても良いかもしれませんが、
後者であれば、まずは悩みのヒアリングや世間話から入った方が威圧感がないです。
どんな相手だったら不快に感じないか。
まずは相手目線で考えて行動しましょう。
外見を整え、清潔感を身にまとう
第一印象を良くするために取り組みたいこと2つ目は外見を整え、清潔感を身にまとうことです。
あなたの身だしなみは好感を持たれる見た目でしょうか。
- 髪型、ひげ、鼻毛のような顔まわり
- スーツや靴、カバンなどの身体まわり
- 口臭や体臭といった臭い
他者であれば気になることも、自分のことであれば気が付かないことが多いのが身だしなみです。
不快。不潔。臭い。一緒にいたくない。
そんな状態で好感は持たれません。
外見を整え、清潔感を身にまとった状態を手に入れましょう。
振る舞いや話し方を整える
第一印象を良くするために取り組みたいこと3つ目は振る舞いや話し方を整えることです。
あなたは振る舞いや話し方に自信はありますでしょうか。
特に挨拶や笑顔、話し方は大事です。
- 明るい声でハキハキとした挨拶。
- 自然な優しい笑顔で話を聞いてもらえる。
- 自分に合わせた話すスピードや抑揚。
これだけで話をするのが楽しくなります。
振る舞いや話し方も相手目線。されて嬉しい振る舞い、話し方を取り組みましょう。
まとめ:第一印象をよくし、マイナスの状態からスタートになるのを避けよう
今回は営業マンの第一印象が大事な理由と対策を解説しました。
今後の関係に大きく影響するため、営業マンは第一印象が大事です。
初頭効果と呼ばれる心理効果によって、人は最初に感じた印象に大きく左右されます。
そして不快な印象を持たれてしまうと、2回目の商談が出来なくなる可能性が高くなります。
その対策として相手目線に立った見た目や振る舞いを手に入れることがオススメです。
好印象は努力で作れます。
ぜひ見た目を磨き、第一印象をよくしていきましょう!
以上!
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