Kindle本『20代若手営業マンの見た目磨き』を出しました!

ビジネス書『20代若手営業マンの見た目磨き』の「はじめに」部分を大公開!

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紅葉さん

はじめまして、紅葉です。
実は本を書きました!

現在、『若手営業職の見た目磨き』という見た目の力を手に入れて営業活動を楽にすることをコンセプトに見た目磨きについて発信をしています。

一度発信の内容を体系立ててまとめたいと思い、本サイトの発信の軸を一冊の本にまとめてみました。

見た目の力を知り、ゴールをきめ、見た目を磨き、継続する。
この一連の流れをまとめて知りたいあなたはぜひ一度読んでみてください。

どんな内容を書いているか気になる方もいると思います。
そこでビジネス書『20代若手営業マンの見た目磨き』の「はじめに」部分を大公開します。

Kindle unlimitedに入られている方は無料で読めますのでぜひお試しください!

目次

はじめに

突然ですが、あなたは次の形容詞を読んでどんな人をイメージしますか。

『明るい、素直、頼もしい、用心深い、短気、嫉妬深い』

きっと好印象を受けたのではないでしょうか。

「明るく、周囲からも評価され、慕われているリーダーなのかな」
「少し短所はあるけどそこも愛されてそう」
「多少のマイナスの面はあるけど能力は高そうだぞ」

そんなポジティブな印象が残っていると思います。
ではこの単語の順番を逆にして読んだ場合、どんな印象に変わるでしょうか。

『嫉妬深い、短気、用心深い、頼もしい、素直、明るい』

きっと悪い印象を受けたはずです。

「どれだけ素直で明るかったとしても、嫉妬したりうまくいかなかったら怒るんでしょ」
「実力はありそうだけどうまく使いこなせてなさそうだね」
「仕事をする時の上司がこの性格だったらたくさん叱られそうだな」
そんなネガティブな印象が残っていると思います。

これはポーランド出身の心理学者であるソロモン・アッシュ氏が、1946年に行った印象形成の実験によって発見・提唱した『初頭効果』と呼ばれる心理的効果です。
『初頭効果』の実験から「人は最初に受けた印象が以降も強く影響されてしまう」ということがわかります。
この『初頭効果』は至る所で発動します。

例えば学生時代。入学式後クラスの中から第一印象や自己紹介、周囲への振る舞い方といった点で気の合いそうな人を見極め、話しかけて仲良くなっていきませんでしたか。

ニックネームも第一印象で決まります。

私自身も高校時代、入学時に掛けていたメガネのブランドがたまたまGUCCIだったのですが、それを見た同級生には印象が強かったのか卒業までの三年間「グッチ」と呼ばれていたことがあります。
途中でメガネのブランドを変えたにも関わらずです。

あなたもその時身につけていたものや行動からあだ名をつけられたことがあるのではないでしょうか。
このように人は最初に受けた印象が以降も強く影響されてしまいます。
では若手営業マンの場合、お客様との第一印象はどこから生まれるのでしょうか。

営業マンは外見で判断されている

結論、若手営業マンの場合は外見。つまりあなたの見た目がカギです。

営業マンの見た目が不快な印象か、そうではないかによって訪問時の難易度が大きく変わります。
営業マンは営業職という特性上、初めましての方に会う機会が多くなります。
特に若手だと飛び込み営業や問い合わせをもらった先様、展示会といった場で新規顧客を担当することが多いはず。

正直なところ飛び込み営業やアポなしの訪問はあまり良い印象を持たれないことが多いですよね。
あなたも「今は忙しいからくるな!」と不機嫌な態度で怒られたことも一度や二度あるはず。
街中で声を掛けられたら「何?」と嫌な気持ちになることもあるでしょう。

そんな時に印象の悪い営業マンが来たら…。
たとえ良い商品、サービスを持っていたとしても、この人から話を聞きたいとなるとは思えませんよね。

そんな中清潔感があり、しっかりと挨拶をして笑顔を持って話しかけてきたらどうでしょう。
アポなしで不快とはいえ、人自身には不快感を感じません。
もしあなた自身に少し予定に余裕がある状態であれば「話を聞いてみてもいいかな?」という気持ちになる気がしませんか。

たとえるなら街中で可愛い女の子に声を掛けられてアンケートに答えてくれないかと言われるようなものです。
多少急いでたとしても足を止めてしまいそうですよね。

相手のスケジュールや感情の状態はこちらでは変えられませんが、相手への印象はこちらである程度誘導することができます。

もし最初の印象で良い見た目や振る舞いを行い、少しでも好印象を持ってもらうことができたなら、雑談をする。先方の悩みを聞き出す。課題解決に活かせる商品を紹介する。という項目まで持っていく可能性を高くできます。

また最初の印象であなた自身に好印象を持ってもらえたら、『初頭効果』であなた自身の紹介する商品やサービスの評価もつられて上がります。あなたが紹介する商品ならきっといいものに違いないとなるわけですね。

営業マンは商品やサービスを紹介し、握手まで持っていくのが仕事です。もしここで見た目を磨いたあなたが、初めて会った相手と話せる時間をもらえる可能性が高い状態になれば、自ずと営業活動は楽になっていきます。

そのくらい、営業マンにとってあなたの見た目は大きなカギです。

見た目が変わると心が変わり行動が変わる

また見た目を磨くことで変わるのは相手の評価だけではありません。
見た目を変えると、自分自身の心や考え方も変わっていきます。

本当に?と感じる人もいると思いますので、事例を一つ紹介します。

あなたは「白衣効果」を知っていますでしょうか。
とある心療内科で実際に行われた話で、勉強の成績が上がらない医学部の学生に対し、ある取り組みを行ったところ、成績をあげることに成功した取り組みがあります。

それは「学生たちに白衣を着せて勉強させる」という方法です。

白衣を着ると学生でもまるで医者かのような見た目になります。
医者のように振る舞いながら日々勉強することで、学生たちの医者になるという夢を強く認識することになり、勉強に取り組む姿勢に大きく改善が生まれ、成績が上がりました。

このように制服や白衣といった服装、憧れの人と同じ髪型のように、役割を持った見た目にすることで、脳は勘違いを起こして心が変わり、考え方が変わり、行動が変わっていきます。

もしここでいきなりあなたの見た目が社内で売れている一流営業マンの見た目になったらどうでしょうか。
きっと今の自分では「恥ずかしいかも」「自信ない…」と行動していなかった営業手法や行動をすぐに実行できるのではないでしょうか。

このように見た目は自信を作ります。
自信が生まれると行動力が生まれます。
行動する中で失敗を経験しつつも、成功体験も増えていきます。
見た目に自信が生まれると心が変わり、行動力も変わっていきます。

相手からも好印象をもらえ、自分からも自信を持てる。
そんなあなた史上一番の見た目に磨いていきましょう。

本来、営業活動は楽しいものだけど…

あなたやあなたの周りの人にも、営業活動が楽しくないという方がいるのではないでしょうか。
本来、営業活動は「顧客の問題解決」。
パズルを解くように楽しいものです。

でも同時に自信を失いがちなものでもあります。
その理由のひとつは仕事中に発生する数多くの失敗体験です。
次のような体験が自信を失わせていきます。

営業活動で自信を失う場面
  • 訪問しても受付の段階で断られてしまい、相手に話を聞いてもらえない。
  • 今は忙しいから帰ってくれとお客様に怒鳴られた。
  • 上司から目標未達で詰められた。
  • 無理難題を言われて困ってしまった。
  • 相手の言うことを断れず重たい案件を持ってしまった。

私もお客様からの無理な要望や上司から降ってきた難しい課題に対して悩み、自信を失うことが多々ありました。
言われてないことに対して「なんでやってないの?」と言われた時には「俺エスパーじゃねーよ」と枕に顔を埋めて叫びたくなったこともあります。

あなたもこのような場面で自分に自信を失い、辛く逃げたくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな時に見た目を磨き、好印象を与えられる「見た目の力」を手に入れた状態だと小さな勇気が湧きます。

営業活動で自信を手に入れられる場面
  • 新規のお客様へ飛び込み営業できるようになった。
  • 自分主導でアポイントが取れた。
  • 声をかけたお客様に「ちょっとならいいよ」と話を聞いてもらえた。
  • 訪問したお客様の応接室でお茶を出してもらえた。

自分のチャレンジに対して、高評価をもらえるとどんどん自信が生まれます。自信が生まれると行動力が手に入り、営業活動に自信を持って取り組めるようになります。

つまり自信を手に入れることができる状態を持っていることは営業活動のエネルギーになるのです。

どうやって理想の見た目を手に入れていくのか

とはいえそんな見た目はどうやって手に入れたらいいかわからないことも多いです。
私自身、若手営業マンから一流の営業マンになりたいと思った時にどんなルートで叶えていけばいいのか分かりませんでした。

そこで一度見た目磨きについてまとめてみようと思い本書を作成しました。

この本は若手営業マンであるあなたの見た目を磨く方法についてまとめた本です。

本書は若手営業マンのあなたに向けて、見た目の力を手に入れる流れを七部構成で解説しています。

第一章では、「なぜ営業活動に見た目が必要なのか」を解説します。

『そもそも見た目って大事なの』と感じているあなたへ「営業マンという仕事内容」や「見た目を磨くべき理由」について紹介をしています。

第二章では、見た目の大事さを心理学を絡めて解説します。

「見た目の心理学」は営業マンの武器になる学問です。私の感情面ではなく、心理学という学術的な面から見た目の持つ力について学んでいきましょう。

第三章では、見た目を磨く前に決めたい目標設定について解説しています。

見た目磨きはゴール設定がとても重要です。ベストの見た目は人によって変わるし、目指す姿やなりたい姿によっても変わってしまいます。まずはあなたがどんな状態になりたいのか。ゴール設定をしっかり作っていきましょう。

第四章では最短で結果を出す見た目磨きのポイント10選を解説します。

どれだけ良くなることだとしても、時間がかかり、あまりにも変わらないことは挫折してしまう可能性が高いです。まずは最短で結果を出せる項目10選から取り組み、スタートダッシュを決めましょう。

第五章、第六章では時間はかかるけど取り組みたい見た目磨きのポイントを顔周り、身体周りの二部に分けて解説しています。

短期で結果を出したら、次は長期の時間をかけて自分磨きに取り組んでいきましょう。顔周りも身体周りも短時間で簡単には良くはなりません。理想の状態に持っていき、維持をする。そんな方法を紹介していきます。

第七章では見た目磨きを継続するための方法について解説します。

短期間で磨いた見た目も継続しなくてはどんどん劣化してしまいます。継続にはコツがあります。コツを掴み、継続して見た目磨きに取り組むことで理想の見た目を手に入れていきましょう。

こちら七項目の流れを通して見た目の力を知り、なりたい姿を決め、見た目磨きを実行し、継続していく。
これだけで他者からの評価も、自分自身の評価も変わっていくことでしょう。

現在20代の今から見た目磨きを始めることで、ここから40年以上働いていく際にどんどん周囲へ差をつけることができます。

今が人生で一番若い時です。
一緒に見た目を磨き、なりたい自分になっていきましょう。

Kindle本出しました!

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この記事を書いた人

27歳食品メーカーの営業マン。
このブログでは営業マンの自己肯定感を上げる見た目の手に入れ方について発信しています。
新日本プロレス、わざと迷子になる散歩が好き。
イタリアの伊達男みたいになりたい!

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